コンクリート打ち継ぎ部の止水板なら
日本リステン株式会社止水板(しすいばん)とは、外部から地下水など建築物に水が浸入するのを防ぐために躯体内(※外付けタイプは躯体外側に貼り付ける止水板)に入れる建材のことです。
コンクリート構造物の建築の際に、先に打設したコンクリートを上から、時間を空けて再びコンクリートを打設することを打ち継ぎといいます。先に打設したコンクリートは硬化が始まるため、あとから打込んだコンクリートと完全に融合することはなく、境い目が生じます。この境い目を「打ち継ぎ部」と呼んでいます。
外部の水の内部への浸入(染み込み)の多くは、この打ち継ぎ部で起こります。
とくに建物の地下部分は地上と違い、地下水は土圧とともに建物の外壁に圧をかけてくるため、打ち継ぎ部に隙間があれば、水が浸入しやすくなります。水の浸入は、湿気によるカビの発生や、鉄筋の錆の原因にもなり、構造物の強度低下や、クラックの発生などに繋がります。
このような現象を防止するため、コンクリートの打ち継ぎ部に止水策として止水板を施工します。
建築物の基礎の場合、平面のコンクリートと立上り面のコンクリートの境い目に「打ち継ぎ部」が出来ることになります。平面にコンクリートを流し込む際、打ち継ぎ部中央へ板状の止水板を半分程度まで落とし込んでいくのが、差し込みタイプの止水板です。
先打設コンクリートの硬化後、後打設コンクリートを打設する前に打ち継ぎ部中央へロープ状の止水板を設置していくのが、後付けタイプの止水板となります。
土留壁を外側型枠として利用するようなコンクリート打設の際に、予め土留壁のコンクリート打ち継ぎ部ラインに合わせて設置するシート状の止水板を、先付け(外付け)タイプの止水板と言います。
止水板は、建築工事においては地下室や地下道など地下構造物など、
土木工事ではダム、排水路、トンネル、高架橋、地下鉄、水路橋、防潮堤、砂防ダムなどで使用されます。
日本リステン株式会社では、上記のような優れた止水性を持つ止水材を複合構造にし、
相乗効果で高い止水効果を発揮する製品を取り揃えております。
また、1箱未満の少量出荷、即日出荷対応、発送代行も行っております。
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